コラム|イベント・空間演出
ライブイベントのLEDビジョン設営——当日を止めないための段取り
ステージ背面の大型ビジョン、会場入口のサイネージ、フロアを囲む演出用パネル。ライブやイベントの空間で、LEDビジョンは「その日だけの主役級の機材」です。常設の看板と違い、仮設のビジョンは限られた時間で建てて、本番中は絶対に止めず、終わったらすぐ撤去することが求められます。このコラムでは、設営とレンタルを手がける立場から、押さえておくべきポイントを整理します。
常設と仮設は、何が違うのか
同じLEDビジョンでも、仮設には仮設の設計があります。
- 時間の制約 — 会場入りからリハーサルまでの数時間で、フレーム設営・パネル連結・配線・映像チェックまで終える必要があります。段取りが品質を決めます。
- 電源と配線の計画 — 大型のビジョンは家庭用コンセントでは動きません。目安として、幅7m級の仮設ビジョンでは200Vの電源を複数系統、映像系統の配線もあわせて計画します。会場側の電源容量の確認が最初の仕事です。
- 自立と安全 — 壁に固定できないため、自立フレームやトラスにウェイトを組み合わせて転倒対策をします。人が近づく会場ほど重要です。
- 屋外なら防水と輝度 — 屋外用は防塵防水等級IP65が目安。日中の屋外は太陽光に負けない高輝度(2,500cd/m²以上が目安)のパネルを選びます。
設営当日の流れ
- 事前:会場図面と搬入経路の確認、電源容量の確認、ビジョンのサイズ・ピッチ選定
- 設営:フレームを組み、LEDパネルを連結し、電源・映像の配線をまとめる
- 調整:コントローラで入力映像を確認し、色味・輝度を会場の照明に合わせて調整
- 本番:待機して不測の事態に備える(映像が止まる・一部が消える等への即応もご相談ください)
- 撤去:終演後にパネルを外し、フレームを解体して搬出
ICHIKAの仮設サイネージ
ICHIKAは仮設サイネージのレンタルと設営を事業の柱にしています。設営用にはアルミ製の簡易フレーム(例:W4800×H2880、四方枠)を用い、防水スピーカー一体型にも対応。音響と映像をひとつのフレームにまとめられるため、省スペースな会場でも設営できます。
また、LEDビジョンはモジュール(パネル1枚)単位、さらにはチップ(LEDの1粒)単位で修理できる機材です。設営から本番中の対応、そして日常の補修まで、同じ会社に相談できることが、当日を止めないいちばんの保険になります。
記載の数値(電源系統・輝度・防水等級など)は一般的な目安です。実際の仕様は会場の条件と演出内容に合わせてご提案します。
イベントの企画段階からご相談いただけます。会場の図面や、やりたい演出のイメージ1枚からでも。
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